今後予測される災害について
日本は世界中から見ても自然災害が多い国です。 マグニチュード6以上の地震は、世界中で起こるうちの2割以上が日本で起こっています。 台風に関しては、日本近海で発生した地震のうち約2分の1が日本列島に上陸しています。 その他にも日本の活火山は100を超えており、火山噴火の心配もあります。 なかでも、近い将来を襲うと予測されている南海トラフ地震と首都直下地震に関しては、まさに恐怖ではありますが、徹底した対策で死者は10分の1に減らすことができるとも言われています。 南海トラフ地震とは 南海トラフ地震は、フィリピ ...
過去の防災に学ぶこと
過去の地震を振り返ると、ひとつの自然現象が複数の被害をもたらすことが分かります。 地震といえばグラグラと揺れると言ったイメージがありますが、建物火災が発生したり、海辺では津波が、山際では土砂崩れが起きます。 また、原発があれば放射線漏れの危険性や、避難所生活では感染症の恐れもあります。 過去の巨大地震は、一度に複数の災害をもたらしました。 今一度、過去の大地震を振り返り、現在の私たちはどのような心構えをしておけばよいか考えてみましょう。 近年の大きな地震 近年の震度7を示す大きな地震は次の通りです。 地震 ...
身近なものが防災グッズに
備蓄品や非常用持ち出し品を十分に備えていない場合は、身近な日用品などのものを活用して、防災グッズを手作りしてしょう。 お役立ちアイテムは身のまわりにたくさんあります。 被災地に救援物資が届くまで、何とかしのぐために、手に入りやすいもので間に合わせる必要があります。 一般的によく利用されるのが、新聞紙やラップ、ポリ袋、段ボールなどです。 新聞紙が防災グッズに最適な理由 新聞紙は見た目は薄っぺらで、すぐ破れそうに見えますが、実はペーパー類の中でも優れモノなのです。 日本の新聞紙は、突然の雨などにも耐えられるパ ...
知っておきたい地震が起きた時の場所別対応法
地震はいつどこで発生するかかりません。 様々な場所ごとに、どんな行動をしたらよいのかを知っておき、地震が起こった際に身の安全を確保できるようにしておきましょう。 自宅にいる時に地震がおきたなら? 毎日の生活の基本は家の中です。 住空間の理想は、安全で安心できることなのですが、居住年数がたち、家族の人数が増えると、持ち物は増えていきます。 逆に、高齢者世帯は持ち物を減らしたいと思っても、体力や気力がなくなり、荷物の中で暮らすようになってしまいます。 大地震が起きた場合、家具や電化製品が凶器になることもあるの ...
身近な防災自助、共助、公助
大きな災害がおこったときに被災してしまいがちなのが、高齢者や障がい者、小さな子どもたちです。 そんな災害弱者といわれる人を守るためには、近隣の協力が必要です。 年々、疎遠になりがちな近所づきあいを見直し、常々からコミュニティづくりをしておきたいものです。 自助、共助、公助 とは? 自助とは、個人が日頃から災害に備えたり、災害時には早めに避難したりするなど、自分で身を守ることをいいます。 一方、共助とは、地域の災害時要援護者の避難に協力したり、近所と助け合って協力し合うことです。 公助は、市役所、消防、警察 ...
ハザードマップを確認しょう
私たちが住む日本列島は、海に囲まれ、活断層が張り巡らされています。 毎日のように地震情報や大雨情報などを耳にするため、あまり危機感を持っていないのが 実情のようです。 ハザードマップは、自然災害が発生した場合に被害が想定されるエリアや避難場所などが地図上に示されたものです。 自分の住んでいる土地の災害リスクが分かるので、自然災害による被害をある程度予測することができます。 簡単に入手できるので、確認しておきましょう。 ハザードマップで確認できる災害の種類について ①洪水 河川の氾濫時に想定される浸水域や深 ...
地震がおきてから避難するまでの5分にやるべきこと
地震が発生したら、まずはあわてずに身の安全を確保することです。 パニックにならないように地震が起きてから避難するまでの状況を今一度確認しておきましょう。 地震は家にいる時に起こるとは限りません。 オフィス や電車の中、バスの中、エレベーターや地下街などで地震にあったらどうするかなども、考えておくと冷静に行動できます。 地震直前から地震の後の5分の対処方法 5分は短い時間ですが、何度も地震が起きた時にとる行動をシュミレーションしておくことで体が自然に動くようになります。 ①震度5以上の地震が推測される場合 ...
気象災害に備えた安全対策
自然災害は、気象災害と地象災害の2つに分けられます。 台風や大雨は地震災害に比べて防災気象情報を利用することで、被害を最小限に防ぐことも可能です。 7月から10月にかけては台風が多くなり、大雨、洪水、暴風、高潮などをもたらします。 住宅の立地場所によって、川の氾濫や土砂崩れの心配がある場合は、早めに安全な避難場所に避難することで命を守ることができます。 住んでいる地域の自然を知っておく ふだんから家の周りをチエックして、近くに氾濫する川があるか、裏に土砂崩れしそうな山がないかなどを確認しておきましょう。 ...
ロ-リングストック法を実践する3つのコツ
ストックした非常食を食べながら、買い足していく備蓄法が、ローリングストック法です。 このロ-リングストック法を実践するには3つのコツがあります。 一つ目は賞味期限が近いストック食材から食べていき、50%を過ぎた段階で買い足すことです。生活用品も同じです。 二つ目は必要以上に備蓄品を増やさないことです。 三つめは定期的にアウトドア的な暮らしを取り入れることです。 日常生活すべてにローリングストック法を取り入れる ローリングストック法は食品や飲料だけでなく、生活用品も20%を使ったら買い足すようにしておくと判 ...