備蓄アイテム

トーヨーフーズ『どこでもスイーツ缶』 実食レビュー

先日、TBS系列の「マツコの知らない世界」でも紹介されていたスイーツの缶詰めであるトーヨーフーズの「どこでもスイーツ缶」。

マツコ・デラックスさん曰く、防災用だけでなく「夜中に無性にスイーツが食べたくなくなった時の備蓄用としても重宝する」と好評でした。

早速取り寄せてみたので、実際に食べてみてレポートしたいと思います。

「どこでもスイーツ缶」のご紹介

主な特徴

  • 常温ですぐに食べられる長期保存可能なスイーツ
  • 世界初の製造法で作られるスイーツ缶
  • 常温で保存でき、賞味期限は3年
  • 「チーズケーキ」「ガトーショコラ」「抹茶チーズケーキ」の3種類

常温ですぐに食べられる長期保存可能なスイーツ

缶詰めの非常食っていろんな会社からいろんな種類の缶詰めが発売されているけどスイーツって珍しいですね。
缶詰め作りの老舗メーカーだからこそできた商品なんだとか

世界初の製造法で作られるスイーツ缶

一般的なパンの缶詰めは、オーブンで焼き上げたパンを缶に詰めてから窒素を入れて空気を抜くという製造法のようです。

ですが、「どこでもスイーツ缶」は缶にケーキの材料を入れて密閉してフタを締めた後に、缶を蒸し焼きにする製造法なんだとか。

豆やコーンなどが調理された缶詰めでは、このように材料を入れてから熱処理をする製造法はあるようですが、スイーツとしてこの製造法を利用しているのは「どこでもスイーツ缶」が初めてなんだそうです。

スイーツだと熱処理の温度管理がとても難しいんだそうです
フタを密閉してから蒸し焼きにすると缶の中の水分が保たれてスイーツもしっとりと保たれそうですよね

常温で保存でき、賞味期限は3年間

開発が完成した当初は賞味期限の検証期間が足りないため賞味期限は1年間だったようです。

その後、年月を経ていく中で検証期間が取れ、現在の賞味期限は3年間となっています。

ケーキなどのスイーツって冷蔵保存して長くても1 週間程度しか持たないイメージなので3年の賞味期限はすごいですね

「チーズケーキ」「ガトーショコラ」「抹茶チーズケーキ」の3種類

味の種類は「チーズケーキ」「ガトーショコラ」「抹茶チーズケーキ 」の3種類です。大きさは150gと65gがあります。
今回、我が家で購入したのは150gの缶6個詰め合わせになっているものですよ

チーズもチョコレートも、それ単体で食べるととても美味しくても、缶詰スイーツにしたときに美味しいかどうかは作ってみないとわからないため、チーズは50カ国から取り寄せて検討して最終的にはにはオーストラリア産のクリームチーズに決まったんだそうです。

また「ガトーショコラ」にはクーベルチュールチョコレートを使用した本格的な味わい。

どこでもスイーツ缶の誕生秘

販売元である「トーヨーフーズ」の親会社である「トーアス」はOEMの缶詰め製造会社として65年を超える歴史ある会社です。

缶詰めイメージ

長年の実績と技術力から何か社会貢献できないかと考えたときに、彼らの得意分野である缶詰めの非常食を思いつき、オリジナルブランド商品を開発すべくトーヨーフーズを設立。

どんな非常食を開発するか検討していた際に、東日本大震災の被災者の声として「甘いものが食べたかった…」という切実な願いがあったことを知り、災害時など疲弊したときこそ甘いものを食べ、ホッとした気持ちになれる「心の栄養」として缶詰めのスイーツを開発することにしたんだとか。

東日本大震災後の津波災害の様子

そしてスイーツ缶を着想してから完成するまで、なんと約2年もの期間がかかったとのこと。

単にスイーツを缶詰めにしただけで、「美味しい」と感じられなければ完成したとは言えないと言う信念のもと、風味や食感を意識して、原材料もかなり吟味して作られています。

特にクリームチーズにはこだわり、50種類以上をためし、味・香り・食感ばかりでなく、原料を安定して仕入できるようにと気を使われています。

それは、単にスイーツを缶詰めにしただけでなく、そしておいしい物を作れたとしても、「継続してお客様に提供できなければ製造者としての責任を果たしたとは言えない」という会社としての社会的責任の高さが伺えます。

 

実食レビュー

それでは実食レビューしていきます。

今回、我が家で購入したのは150gの6個セットのものです。下の写真のように段ボールの箱に入った状態で届きました。

どこでもスイーツ缶

開封した状態が下の写真です。

スプーンが同梱されているのでイザというときに避難所などでスプーンを探さなくて良くて便利です。

どこでもスイーツ缶

6個セットの内訳としては、「チーズケーキ」「ガトーショコラ」「抹茶チーズケーキ 」の3種類がそれぞれ2つずつ入ってます。

今回はチーズケーキを試食してみます。

どこでもスイーツ缶

プルタブついておりフタを開ける際に缶切りは必要ありません。

フタを開けた状態が下の写真です。

フタの裏に焦げ跡がついてますがこれは、チーズケーキの材料を缶の中に密閉してから蒸し焼きしているため付くんだそうです。

チーズケーキのチーズの香りが立ち込めてきます。

見た目は缶の外には焼き色が付いて、中心部分は綺麗なチーズのクリーム色ですね。

付属のスプーンでチーズケーキをすくってみます。

想像以上にしっとりしていて、初めはチーズケーキってよりは固めプリンや羊羹のような感触です。

それでは食べてみます。

味はしっかりチーズの香りや風味を感じとても美味しいです。

この美味しさは非常食の味ではなく普段から食べたいスイーツの味です

濃厚なチーズケーキなので女性一人だと150gは少し多いかもしれません。

150gを2〜3人で分けるか、一人だと65gがちょうどいいかも

 

まとめ

美味しいと評判の「どこでもスイーツ缶」の実食レビューをお伝えしました。

評判通りとても満足できるスイーツで、災害時に食べて心の栄養となる缶詰めです。またローリングストックで消費するのが楽しみになるスイーツ缶詰めでもあります。

災害時の非常食に飽きたときにアクセントや、マツコさんみたいに災害時ではなくても深夜のスイーツ欲に備えた備蓄用にも「どこでもスイーツ缶」を取り入れてみてはいかがでしょう。

まずは試しにという方に以下のリンクであれば3缶セットでお買い求めできます。

 

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