長期保存できるパンの中でも美味しいと人気の『缶deボローニャ』を実食レビューしていきます。
ボローニャとは
ボローニャは京都・祇園発祥のデニッシュが有名なパン屋さんです。
当初3斤パンのみでスタートしたボローニャは、その美味しさから行列のできる屋台のパン屋さんとなり、舞妓さんも並んで買うくらい美味しいと話題となり一躍ブームになりました。
ボローニャのデニッシュは、「毎日食べても飽きない美味しいパンを」をコンセプトに、こだわりの原材料と独自の製法でひとつひとつ職人が手づくり。
風味豊かなボローニャのデニッシュパンは、シート状にしたオリジナルのマーガリンを練り込んで焼き上げるので、なにもつけず軽くトーストするだけでマーガリンがじゅわっと溶けだし、外側はさくっと、内側はふんわりと焼きたてのような美味しさを味わえます。
缶deボローニャ 誕生秘話
公式通販サイトによると、2004年に起こった新潟県中越地震の際、ボローニャが被災地の方に何かできる事はないかと思い立ったことをきっかけに、缶入りのデニッシュパンの開発に着手したそうです。
商品化には2年以上かかり、海上自衛隊への導入を皮切りに、2007年より防災備蓄品として一般市場への販売を開始されたとのこと。
長期保存可能なパンはどうしてもパサパサしていて味はイマイチというイメージですが、ボローニャの缶パンはデニッシュ特有の優しい甘さとしっとりとした食感にこだわり、非常時に限らず食べても美味しいパンを目指して開発されています。
缶deボローニャの種類・味
一つは3年6ヶ月保存可能な『缶deボローニャ』、もう一つは5年6ヶ月保存可能な『備蓄deボローニャ』です。
ブリオッシュとは、フランス発祥のパン生地の種類のひとつであり、パン生地のなかでも一番リッチな配合で作られるものと言われています。
その理由はバター、卵、砂糖を生地にたっぷり使うことでフワフワとした食感になることが特徴です。
それに対してデニッシュは、元々はデンマーク、またはオーストラリアが発祥とされるパン生地でクロワッサンのようにバターを生地に織り込んで作るため、焼き上がりはサクサク、ザクザクとした食感です。
今回はボローニャと言えばデニッシュ生地のパンなので缶deボローニャを試してみたいと思います。
公式オンラインストアであれば、キャラクターの限定ラベルやオリジナルラベルの『缶deボローニャ』を買うことが出来ます。
缶deボローニャ 巷の評判
実際に試食する前に、巷の評判を集めてみました。
非常食としても優秀だけど味も美味しいと評判が高いようです。
それでは実際に試食してみたいと思います。
缶deボローニャを実際に食べて口コミ レビュー
缶deボローニャの味の種類は、プレーン、メープル、チョコレートの3種類です。
まずは基本のプレーンを試食します。
缶の蓋を開けると、紙に包まれたデニッシュがお目見えです。パンの香りが立ち込めます。
紙に包まれたデニッシュが逆向きに入っているので手を汚さずに缶から取り出せます。
災害時には手がしっかり洗えないこともあるので安心ですね。
1缶の中にぎっしりと2つ入っていました。
半分に切ってみました。
中はスカスカしているのかと思っていましたがそんなことはなく、何層にも生地が重なり、しっかり中までふんわりしています。
食べた感想としては、非常食とは思えないくらいデニッシュがしっとり、ふんわりしていて想像以上に美味しいです。
デニッシュにありがちなバターで手が油でギトギトになることもなく、さっぱりした味でほんのりと甘く、しっかりとマーガリンの風味を感じます。
まとめ
今回は長期保存できるパンの中でも美味しいと人気の『缶deボローニャ』を実食レビューしました。
非常保存用のパンのイメージとは違って、生地は外は適度にてカリカリ、中はフワフワで、ほんのりとした甘さの中にマーガリンや卵の風味を感じる、ムシャムシャ食べられる美味しい長期保存可能なデニッシュでした。
気になった方は、セット販売がお得ですのでチェックしてみてください。