防災グッズ

小型・薄型・軽量モバイルバッテリー購入レビュー

今や日々の生活に無くなてはならない存在となったスマホですが、外出中にバッテリーが切れて困った経験をお持ちの方多いのではないでしょうか?

防災の観点からも外出中に被災して避難を余儀なくされる場合を想定して、普段からカバンの中にモバイルバッテリーを入れておくと安心です。

モバイルバッテーはさまざまなメーカーからいろんなタイプの商品が発売されています。

その中から普段使いもできて、カバンの中に入れておいても邪魔にならない小型・薄型・軽量のバッテリーをご紹介します。

我が家ではいろんなバッテリーを比較検討して以下の2つのモバイルバッテリーを購入しました。

私はサイズとデザインでMOXNICEを選びました。でも性能も負けてませんよ。


私は性能重視でSanDonyを選びました。

 

モバイルバッテリーの選び方

サイズ・重さ

普段からカバンの中に入れて持ち歩くことを想定していますのでバッテリーの大きさや重さがポイントです。

大きな容量のバッテリーであれば何度も充電できますが、サイズが大きくなったり重くなってしまい持ち歩くのが億劫になってしまっては元も子もないですよね。

容量・出力

モバイルバッテリーの容量は○○mAh (ミリ アンペア アワー)と表されます。この数字が大きいほどスマホの充電できる回数が増えます。

出力は○○A (アンペア)と表されます。この数字が大きいほど早く充電ができます。

以下のイラストで例えるなら、モバイルバッテリーの容量(mAh)はバケツの大きさ、出力(A)は蛇口の太さ、スマホのバッテリー容量(mAh)がカップの大きさになります。

バケツよりもカップの方が大き場合は、カップが満杯になるまで注ぐことができないのと同じで、モバイルバッテリーの容量よりもスマホの容量の方が大きい場合は、スマホをフル充電することができません。

逆にバケツの大きさが大きければ、カップに何度もお茶を注ぐことができますが、バケツのサイズが大きくなってしまいます。

また蛇口が太くて大きければ、カップをすぐに満杯にすることができます。

モバイルバッテリーの出力は、おおよそ決まっており、大体は約1Aか約2Aあたりです。2Aの方が1Aのものよりスマホを早く充電することができます。

最近のスマホのバッテリー容量は、2,000mAh〜4,000mAh程度なので、モバイルバッテリーで2〜3回スマホを充電できるくらいを想定すると、10,000mAh程度のモバイルバッテリー容量が持ち運ぶ際の大きさとのバランスが良いです。

機能・デザイン

モバイルバッテリーは、バッテリー本体サイズとバッテリー容量、出力などで基本性能が決まってしまいます。

しかしデザインや機能などで各メーカー差別化を図っており、この見極めによって使い勝手などに影響を与えます。

デザインがおしゃれでないとか、使いにくいとかだと、普段から持ち歩きたいと思わないですよね。

 

購入するにあたり比較した5機種

Anker PowerCore Slim 10000

まず候補としたのは、モバイルバッテリーや急速充電器の開発・販売で有名なAnkerのモバイルバッテリーです。

Anker PowerCore 10000の方も人気があるヒット商品のようですが、サイズ感がややずんぐりむっくりした印象なので、私は薄さを重視してSlimタイプを候補に挙げました。

■ Anker PowerCore Slim 10000

サイズ (縦 x 横 x 厚み)  約149 x 68 x 14 mm
重さ  約212 g
バッテリー容量 10,000mAh
バッテリー出力 PD出力(USB-C):3A (5V時)、2A (9V時)、1.2A (15V時)

POWER IQ(USB-A):2.4A (5V時)

出力ポート数 2
特徴 PD対応しiPhone11なら30分で最大50%まで充電可能。また約4.5時間でモバイルバッテリー本体をフル充電可能。

カラーのバリエーションが5種類と豊富なのも魅力です。

 


サイズ感や充電性能、デザイン全てにおいてバランスが良く、特にこだわりがない方や、他のバッテリーで迷うなら 「Anker PowerCore Slim 10000」を買っておけば間違いないと思います。

 

MOXNICE

MOXNICE (モックスナイス)は中国のモバイルバッテリーを中心に開発・販売する会社です。

高いデザイン力が魅力のモバイルバッテリーです。

中国の大手ECサイト「アリババ」が運営する企業の信用力調査では、AA(上から2番目のグレード)をマークしています。

これは同じく中国のメーカであるAnkerと同じグレードとなっています。

■ MOXNICE モバイルバッテリー

サイズ (縦 x 横 x 厚み)  約82 x 82 x 15 mm
重さ  約160 g
バッテリー容量 10,000mAh
バッテリー出力 2.1A (5V時)
出力ポート数 2
特徴 コンパクトなサイズにもかかわらず10,000mAhの容量とデザイン性の高さ魅力。

なんと言ってもバッテリー本体のサイズ感と軽量、デザイン性の高さが魅力です。そして小型ながら10.000mAhの容量を備えています。

カラーバリエーションは下の写真の3種類です。
私はこのデザイン性に惹かれて、ホワイトかピンクで迷ってホワイトを購入しました!

 

OMKUY

モバイルバッテリー界で最強との呼び声高いOMKUYは、モバイルバッテリーの中でも少し変わったバッテリーを開発・販売している会社です。

■ OMKUY モバイルバッテリー

サイズ (縦 x 横 x 厚み)  約160 x 75 x 13 mm
重さ  約240 g
バッテリー容量 10,000mAh
バッテリー出力 2.1A (5V時)
出力ポート数 4
特徴 1台で5役をこなすバッテリー。ACアダプタとライトニングケーブル、Micro USBケーブル、Type-Cケーブル内蔵。

モバイルバッテリーにACプラグとライトニングケーブル、micro USB、Type-Cケーブルを内蔵しています。

そのため「モバイルバッテリーはあるのにケーブルがなくて充電できない!!」ってことがない、何とも便利設計なバッテリーです。

またUSB出力ポートも1つ備えており、別途ケーブルを用意することで4台のデバイスを同時に充電が可能です。


 

SanDony

OMKUYのモバイルバッテリーのようにケーブル内蔵していると便利だと考えて、他にケーブル内蔵したものがないかと探したところSanDonyのモバイルバッテリーもケーブル内蔵していました。(ACアダプタの内蔵は無し)

■ SanDonyモバイルバッテリー

サイズ (縦 x 横 x 厚み)  約135 x 70 x 15 mm
重さ  約194 g
バッテリー容量 12,000mAh
バッテリー出力 内臓ケーブルと1つのUBSポートは2.4A (5V時)、もう1つのUBSポートは1A (5V時)
出力ポート数 4
特徴 ライトニングケーブルとMicroUSBケーブル内蔵しUSBポートも2つ備える。入力はライトニング、MicroUSB、Type-Cの3種類。容量は、12,000mAhとやや他のモバイルバッテリーよりも多い。

SanDonyのモバイルバッテリーもライトニングケーブルとMicroUSBケーブルを内蔵しています。

それに加えて2つのUBS出力ポートを備えており、ケーブルを用意することで4台のデバイスを同時に充電可能です。

サイズはOMKUYよりも2mmほど厚いですが、縦横だと一回り小さいです。

防災パパは、自宅でモバイルバッテリーを充電すると想定した場合、充電用のケーブルは自宅にあるので、ACアダプタ内蔵はそれほど必要ないということで、バッテリー容量、ケーブル内蔵、多彩な入力ポートに惹かれて、こちらを購入しました!

値段もSanDonyの方が少し安いです。

 

TNTOR

ミニマリストとして小さいなモバイルバッテリーを求めるならば、薄さがなんと約6mmのモバイルバッテリーがあります。

■ TNTORモバイルバッテリー

サイズ (縦 x 横 x 厚み)  約123 x 66 x 6 mm
重さ  約116 g
バッテリー容量 5,000mAh
バッテリー出力 2A (5V時)
出力ポート数 1
特徴 約6mmの薄さがなんと言っても魅力的。

TNTORの魅力は何と言ってもその薄さですね。

約6mmの薄さでクレジットカード 6枚分の厚さです。その代わり5,000mAhとバッテリー容量は下がってしまいます。



 

実使用レビュー

実際にMOXNICEとSanDonyのモバイルバッテリーを購入して使用してみました。

下の写真はMOXNICEのバッテリーと付属品を広げたところです。

バッテリー本体の充電用のUSBケーブルと革(?)のケースが付属しています。

iPhoneの場合は、ライトニングケーブルは自分で用意する必要があります。

MOXNICEモバイルバッテリー

高級感を感じさせるフォルムです。

Amazonの商品ページだと手のひらサイズでコンパクトなイメージでしたが、実物を見るとイメージが小さかっただけに少し大きく感じました。

防災パパのiPhone8と並べると下の写真の通りです。

充電はライトニングケーブルをiPhoneにつなげて、下の写真の右上の方にあるボタンを押すだけで充電が開始されます。

充電中は下の写真のようにライプが点灯します。ランプの色は本体の色味とマッチしておしゃれです。

次はSanDonyのモバイルバッテリーです。

こちらは箱の中には、バッテリーと説明書、本体充電用のUSB Type-Cケーブル、あとは説明書とThank youカードが入ってました。

SanDonyのバッテリーもiPhone8と並べてみました。ほぼ縦横サイズは同じですね。

SanDony

厚さの比較です。

左から、SanDony、MOXNICE、iPhone8の順です。

内蔵のライトニングケーブルでiPhone8を充電してみました。

充電中は青いランプが点灯します。

バッテリーの残量は25%、50%、75%、100%の4段階でLEDランプで確認できます。

 

まとめ

モバイルバッテリーを購入する際の選び方について、我が家での場合を例にとってご紹介しました。

モバイルバッテリーはたくさん種類があってどれを選べばよいか分かりづらいですよね。

ですが、今回ご紹介したポイントを抑えれば、自分にあったモバイルバッテリーを選びやすくなると思います。

そして、普段からカバンの中に忍ばせておく用に我が家で購入したモバイルバッテリーは以下です。

モバイルバッテリー選びの参考になればと思います。


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