東京都防災アプリ

防災アプリ

東京都防災アプリの便利な使い方

東京都から無料公開されているAndroid/iOS版アプリ「東京都防災アプリ」について便利な使い方をご紹介いたします。

このアプリは東京都が発行している防災ブックの「東京防災」と女性視点の防災ブック「東京くらし防災」を公式アプリ化したものとなっています。

東京都防災アプリ

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防災ブック「東京防災」とは?

「東京都防災アプリ」の説明の前に、東京都が発行している防災ブック「東京防災」についてご紹介します。

東京都防災ホームページによると、「東京防災」とは、以下の目的で作成されています。

都は、各家庭において、首都直下地震等の様々な災害に対する備えが万全となるよう、一家に一冊常備され、日常的に活用できる防災ブック「東京防災」を作成し、都内の全家庭宛てに、平成27年9月1日より順次配布を行いました。

「東京防災」は、東京の地域特性や都市構造、都民のライフスタイルなどを考慮し、災害に対する事前の備えや発災時の対処法など、今すぐ活用でき、いざというときにも役立つ情報を分かりやすくまとめた完全東京仕様の防災ブックです。

この東京仕様の防災ブックである「東京防災」の活用により、世界一安全・安心な都市“東京”の実現に向け、都民の「自助・共助」の力をさらに向上させていきます。

東京都防災ホームページより引用

マスコットキャラクター

マスコットキャラクターは「防サイくん」。生まれも育ちも東京の3歳の子サイなんですって。
東京防災

引用:東京都防災ホームページ

 

「東京防災」の入手場所

「東京防災」の防災ブックは1冊130円で販売されています。

入手できる販売・設置場所は、こちらからご確認ください。

Kindleの電子書籍版であれば、無料で手に入れることができるんです

 

PDF版もこちらから無料で閲覧することができます。

東京都が発行しているだけあって、英語版や中国語版、韓国語版も閲覧できますよ。

 

女性視点の防災ブック「東京くらし防災」とは?

こちらも東京都防災ホームページによると、「東京くらし防災」とは、以下のように説明されています。

都は、女性の防災への参画を促すとともに、都民の一層きめ細やかな災害への備えを促進することを目的として、女性の視点から防災ブック「東京くらし防災」を作成しました。

冊子を手に取ることからあなたの防災への第一歩が始まります。

都民が自然体で、日常生活の中で、無理なく取り組める防災対策や、避難所における授乳や防犯対策などの被災生活の様々な課題への対処法を掲載しています

※防災ブックを作成するに当たり、防災ブックに掲載すべき内容等について女性の有識者より意見をいただくため、「女性視点の防災ブック」編集・検討委員会を開催しました。

東京都防災ホームページより引用

東京くらし防災

引用:東京都防災ホームページ

こちらもKindle版やPDF版であれば無料で入手が可能です。

 

「東京防災アプリ」とは?

東京都が無料公開しているAndroid/iOS版アプリ「東京都防災アプリ」は、上記でご紹介した冊子「東京防災」と「東京くらし防災」の情報が入ったアプリとなっています。

またそれだけでなく、「災害時モード」として実際の災害時に使えるよう主に以下のような便利な機能が用意されています。

災害時モードの便利な機能

  • 登録したエリアの災害情報の配信
  • 安否連絡と情報収集
  • 防災マップの確認

また上記に加えて、以下のようなコンテンツも用意されており、災害現場に即した東京都の本気度を感じさせるアプリです。

  • 「東京防災」の中から、災害時のまさに今必要な情報をピックアップ
  • 被災後に受けられる支援についてまとめ
  • 日本語が話せない在日外国人のために英語・中国語・韓国語による災害時に必要なフレーズ集や連絡先などが書かれたヘルプカード

東京都防災アプリ

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「東京防災アプリ」の便利な使い方

もう少し詳細な使い方をご紹介していきます。

アプリをダウンロードして初期設定を済ませると下の写真のような「東京防災」「東京くらし防災」「災害時モード」の3つのモードが表示されます。

まずは「東京防災」からみていきましょう。

「東京防災」

アプリ版の「東京防災」では、防災に関してクイズ形式やシミュレーション形式で学ぶことができ、文章を読むだけより理解が進むと思います。

また、子どもも災害を疑似体験して学ぶことができる、こども防災シミュレーションも用意されいます。

家庭や学校にいるときには近くに大人がいるので安心ですが、登下校時には子どもたちだけになる可能性があり、日頃から子どもたちにも防災意識を持たせるのに良いコンテンツです。

アプリ版「東京防災」のトップページ下の”そなえ”のボタンを押すと、下の写真のように非常時の持ち出し品のチェックリストが用意されています。

防災用品として何を揃えたら…とお悩みの方は、まずはこのリストを見ながら確認するのが便利です。

「東京くらし防災」

次に「東京くらし防災」をみてみましょう。

「東京防災」は防災の基礎知識や発災時にとるべき行動について学ぶことができるモードですが、こちらの「東京くらし防災」は日々の暮らしの中でできる防災対策を学べるモードになっています。

「東京防災」と同様にクイズ形式やシミュレーション形式で学ぶことができ理解しやすいです。

またこちらのモードではブザー機能がついており、大きな音と共に予め登録しておいた家族や友人へ位置情報付きメールが配信されます。

災害時に助けが必要な時だけでなく、日常的な防犯対策としても使えそうですね。

画面をタップすることで、ケータイがマナーモードになっていても最大音量でブザー音が鳴り響きます。

位置情報付きのメールは登録しておかないと発信されないので、忘れずに登録するようにしましょう。

「災害時モード」

最後に「災害時モード」です。できれば災害時に出会わず使うことがないモードであって欲しいものです。

「災害時モード」では、マイエリアを登録することでそのエリアの最新の災害情報や避難情報を得ることできます。

ここでは渋谷区、港区、目黒区を登録してみました(最大3つのエリアまで)。

安否連絡と情報収集の機能や防災マップが用意されています。

下の写真は安否連絡のページです。

ここからGoogleパーソンファインダーやメール、その他SNSなどへ自分の安否を発信することができます。

下の写真は、お名前などの検索ワードからご家族やご友人の安否を確認する機能です。

次に防災マップを使ってみます。

まずはオンラインマップから。

こちらはケータイがネット環境に繋がったオンライン状態である必要があります。

以下のようにマップ上に施設が表示されます。

上の写真の矢印のボタンから、下の写真のように表示させたい施設を選択可能です。

次にオフラインマップです。災害時に通信不通になったとしても使用可能です。

そのためには上の写真の矢印のボタンから予めマップデータをダウンロードしておきましょう。

下の写真のように地図データをダウンロードしたエリアは、取得済みになります。

こちらは特にエリアの数に制限ないようなのでケータイの保存容量が余裕あるなら全ての区や市町村の地図データをダウンロードしておくことをお勧めします。

一つ一つダウンロードしていく必要があるのが手間なので、全エリア一括ダウンロードボタンが欲しかったです。

少し気になったのは、渋谷駅でアプリを使ってみたのですが、オフラインマップ使用時に自分のいる位置がややずれていました。

googleマップを利用しているようなので、googleマップ側の問題なのかもしれません。

 

まとめ

各家庭において、首都直下地震等の様々な災害に対する備えが万全となるようにとの東京都の本気度が感じられる防災アプリ「東京防災アプリ」をご紹介しました。

東京都民だけでなく、東京を訪れることが多い他県の方にもぜひダウンロードしておいて欲しいアプリです。

無料のアプリですので、まだダウンロードされていない方はこの機会にどうぞ。

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